STORY |
主人公「高峰一樹」は医科大学の2回生。 叔父の勧めで従姉弟である「如月遥香」の勤める診療所にアルバイトに向かいます。 都心から少し離れた、閑静な住宅街。 うっそうと生い茂る森の手前に、住宅街を見下ろすような小さな丘があり、 そこに建てられた診療所が舞台となります。 診療所は昭和の時代に建てられた建物で、坂を上りきって、ようやく診療所にたどり着いた主人公、 幼い頃からの憧れである如月遥香と再会、その容姿にドキドキしながら診療所内を案内してもらいます。 明朗で姉御肌な婦長「桜井優日」、いきなり睨みつけてくるツンツンナース「栗林美紗緒」、 初対面なのにくすぐってくる悪戯大好きナース「上杉理奈」、 そして丁寧な言葉遣いで主人公に応対する温和なナース「藤崎綾瀬」と出会い、 彼女たちの働き振りを見ながら「雑用とはいえしっかり働こう」、と主人公は意欲に燃えます。 しかし、彼にはもう一つの人格、暗い闇のような部分があったのです。 診療所に来る前から前兆はあったものの、 働き始めてからは顕著にその暗い部分が心を支配していきます。 普段は頼りないけど心優しい主人公なのですが、もう一つの性格は陰湿で嗜虐的。 口調はあまり変わらないのに、まるで人が変わったように女の子たちに接します。 夫への性の不満から始めてしまったオナニーを覗かれ、それをネタに脅される遥香、 ちょっとした火遊びが原因で止められなくなってしまったナースたち、 清廉なはずの診療所が、主人公の暗い部分によって肉欲のるつぼと化していきます。 その中で、主人公はだんだん「暗い部分」と「本当の自分」の区別が曖昧になり、 衝動の赴くままに行動するようになっていきます。 やがて診療所に隠された、とある部屋を発見する主人公。 |