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主人公・横須賀旭郎（よこすか あきお）は、とある名門女子校に勤める教職員。彼は学生からの人気はあるほうだが、40が見えてきたにも関わらず未だに女性と付き合ったことのない、“真正童貞” だった。すぐにも手が届く場所に “食べ頃の女子校生” が群れているにも関わらず、大好物の “マゾ女子校生AV” を鑑賞しながら妄想オナニーに耽る始末。このまま生身の女と触れ合うことなく老いていくのか…… そう諦めていたある日、アキオは突然の発作で倒れてしまう。……だが、それが彼の童貞人生の終着駅であり、新たな人生の始まりだった。
目を覚ました彼を待っていたのは、日頃から声を掛けてくれる担当クラスの女の子。
しかし彼女の身体から、なにやら “ピンク色のオーラらしきもの” があふれ出しているのだ。いったい何が起きているのか…… 思わず頭を抱えてしまうが、その刹那、何かが閃いた。――この女は…… マゾだッッッッ!!!何故そう思ったのか自分でも分からないが、それは100％間違いのないことだと分かる。そして自分に “好意” を持っているということも、自分が押せば拒まないということも !!これはある意味で 宝くじの当たり番号 が分かるようなものだった。絶対にフラれることがなく、それどころか、大好物のマゾっ娘を引き当てられる……！
感動に打ち震えるアキオだったが、もうひとつ頭に浮かんでいる情報があった。
――この能力は一週間で消えてしまう。ならば、この一週間で今までの鬱憤を晴らすしかない。 そして……能力が無くなった後でも付き合ってくれる “マゾパートナー” を探す !!アキオは能力を授けてくれた何者かに感謝しつつ、そう心に誓うのだった。
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