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深夜、自宅でパソコンをいじっている一郎。目前に控えた夏休みを前に、パソコンを強化していたのだった。
スペックアップしたマシンで積み上げたエロゲーを一気に制覇するぜと意気込み、早速最初のゲームを始めたところ…不自然な振動が一郎の部屋を襲う。次の瞬間眼前が真っ黒な闇に覆われ、気を失ってしまう一郎。目覚めた時には翌朝になっていた。 あれは夢だったのだろうか?ベッドの中でまどろんでいる一郎を、幼なじみの若葉が起こしに来る。
初めての一人暮らしを心配した母親が、親交のあった若葉の両親が営むアパートに住まわせた挙句、彼女に面倒を見てやってほしいなどと頼んでしまった結果である。
まだ眠気の覚めない一郎は文句を言うが、登校時間はもう目前で渋々と彼女に従うハメになる。学園で授業を受けていた一郎は気分を悪くして保健室の世話になる。
普段の生活が不健康だと言う友人たちの言葉に苦笑する一郎だったが、そんな生活のわりには病気とは無縁だったため少々不審に思うのだった。若葉や、不思議系の幼なじみ・めぐるにも心配されながら帰宅した一郎。
昨日のゲームの続きをプレーしていて、気が付くと深夜になっていた。そして…再び不自然な振動が一郎の部屋を襲う。
昨日の出来事はやはり夢ではなかったのか、と緊張感を高める。
そんな一郎の腹部を突然開いた机の引き出しが直撃する。不意を突かれて悶絶しながら一郎が振り向くと、開いた机の引き出しから不思議な光が溢れ出す。
この展開は…ネコか? ネコ型ロボットが出てくるのか!?という一郎の期待を裏切って、現れたのはファンタジーゲームから抜け出してきたかのような、3人の美少女だった。
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