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主人公・源藤 玄治郎 は貧乏な浪人生。
なんとか母親の縁で、住み込みの家庭教師をすることで衣食住は確保できたが、大学受験・進学のための金がまったく足りず、バイトの毎日。
そんなある日、親友の一心にそそのかされ、また主人公の言動を勘違いをした神月芽以が、主人公に夜這いをかけてきた。
おもわず抱いてしまいそうになるも、すんでのところで理性が勝利して、主人公はその場は逃れる。
けれど、その好意だけは受け止めてあげたかった玄治郎は、ついひとつの約束をしてしまう。
それは、一緒の大学へ行けたのなら、恋人として正式に付き合おうという約束。
しかし、玄治郎の貯金はまだ大学に通うだけの目標金額には達しておらず、また芽以の学力も大幅に足りていない。
他大学を受ける条件として、まず付属の大学へと上がれることが条件だと、芽以の母親の暁子にも念を押されてしまう。
約束を果たすには、バイトに勉強に頑張るしかないのだが、そんなときに限って芽以の母親の暁子や芽以の親友である一心が誘惑してくる。
主人公は、そんな彼女たちの欲望を振り払って、目標金額と目標偏差値を達成することが出来るのか――。
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