PRODUCT >> 2010年 後期 >> もっとハラマセテ戦乙女
STORY

時は神の御代。
ミドガルド制圧を目論むヨツゥンヘイム軍と、それを阻止すべく派遣された天界・アスガルドの軍勢が、地上で戦をしていた頃。
盗んだ家畜や神殿供物で暮らしていた主人公・スヴァルトアールヴのユングヴィは、偶然、流星のように空を駆ける三人のヴァルキリーを目撃する。
ユングヴィはその後を追い、噂に聞くヴァルキリーの強さと美しさにしばし見とれる。
同時にその美しい肢体を思うままにしたいと願うが、それが叶うはずもない。

そんなユングヴィの元に火の神ロキが現れ、取引を持ちかける。
アスガルド軍の精鋭である三人のヴァルキリーを手篭めにできたら、お前を半神にしてやろう、と言うのだ。
ユングヴィにロキは、何にでも変身できる変幻の腕輪を授け、次の満月までに事を成せと命じ、その場を立ち去った。
半信半疑のユングヴィだったが、半神に成れるチャンスなどこれっきりだと、アスガルド軍の陣営に踏み込んでいった。