|
主人公・瑞森一樹は、母親の雪恵と幼い頃から二人きりで暮らしてきた。
美人で優しく、けれど少しだけドジなところもある自慢の母さん。
いつの頃からか、そんな母親を異性として意識するようになった一樹は、同時に叶うことのないその想いに苦しむようになっていった。
やがて一樹は、母親への想いを断ち切るために家を出ることを決意する。
懸命に勉強した彼は、県外にある全寮制の有名進学校に合格するのだった。
……それから1年と数ヵ月後。
あれこれと理由をつけて一度も実家に帰っていなかった一樹だったが、親戚に諭され、夏休みを利用してついに里帰りをすることになる。
久しぶりに帰ってきた実家。
そこにあったのは、母親の変わらない笑顔と――
息子を想って自分を慰める、彼女の淫らな姿だった。
|