PRODUCT >> 2011年 前期 >> 奥様はS嬢
STORY

主人公は、大会社の社長である父を持つ御曹司。
気が弱く、あまり学歴も高くないため自分には会社の跡取りは無理だと考え、父とは距離を取って普通の会社員として暮らしていた。
しかしある日、その父から連絡が来る。
「俺ももう歳で最近は病気がちでもあるから、そろそろ跡取りとして戻ってきてほしい。嫁の世話もするから身を固めろ」 ということらしい。
気乗りしない主人公だが、強引な性格の父は、
「嫁の候補は、もうそっちに送った。いずれも名門の財閥の娘や、一流企業の令嬢だ。彼女たちと接して少しでも強い男になれ…」
と、それだけ言って電話を切った。
「身を固めろというのはわかるとしても、強い男になれってどういう意味だ?」
数日後、3人の女性が主人公の部屋を訪れる。
彼女たちはいずれも、いわゆる “S属性” の女性たちで、主人公は 「彼女たちと接して少しでも強い男になれ」 という言葉の意味を理解するのだった。