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主人公・リュウ・スフィンクは、○教館に身を隠す流れ者。
生まれはそれなりに由緒正しい家柄で、騎士として戦場を駆けたこともあったが、膝への矢傷が原因で王に仕える資格を失い、次期当主としての座も弟に奪われてしまう。
仕方なく傭兵稼業で糊口を凌ぎ、ときには海賊団を率いたりと自由気ままに生きてきたが、ふとしたことで海賊ギルドを怒らせてしまい、いまは無為に身を隠す毎日だった。
幸い、海賊時代に女の扱いと卓越した性技を身につけていたため、○教館からの○教の仕事で食いつないでいたが、こんな生活はまっぴらだった。
そんなある日、チャンスが訪れる。○教館から珍しい依頼がやってきたのだ。
内容は、捕らえた上玉のエルフ女を期日までに○教せよ、というものだった。エルフ女といえば、いまや絶滅寸前の希少種。王族や貴族たちに高値で売れる存在だ。
それの○教となれば、分け前だけで、一生遊んで暮らせる金額が貰えるのだ。実際、主人公たちの先輩だった男も、それで仕事を辞め、ちょっとした小商いなどをしながら気ままに過ごしていた。
このチャンスを逃す手はない。
主人公は、一も二もなく依頼を受けると、エルフの牝たちがやってくるのを待つことにした。
自分の人生を買い直すだけの大金のために、愛と肉欲の宴に心を躍らせていた――。
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