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数ヶ月前、俺はちょっとしたドジをやらかしてしまった。まあ、大したことじゃない。ちょっとばかり、社会のゴミを掃除しようとしただけなんだけど。それはちょっとした騒動になり、捕まりはしなかったものの――さすがの俺も、少しおとなしくしなければならなかった。叔父貴は自分の舎弟に俺を預け、うるさい親戚共の非難から守ってくれた。だが、ここに来て『叔父貴の学園に行け』という問答無用の命令だ。俺はつまらねえなあと思いつつ、叔父貴がいる理事長室に向かっていた。この学校は、色々な方面の偉い方の息子が通う、エリート系の男子校。叔父貴は理事長になった際に、わざわざ教師を全て入れ替えたそうだ。その時に、女教師は粒ぞろいを取り揃えているみたいだ。その理由は…理事長の命令で、コネ造りの道具として利用する為。男子学生やその親達をたらし込む為の餌としての、女教師。そして俺は匿ってもらった対価として、女教師を堕とし隷属させる為に呼ばれたって訳だ。別に匿ってもらわなくても、俺はそもそも根無し草みたいなもんだから気にしないんだけどね。でも、女を好きに出来るってのはいいね。従兄弟であり悪友の真も同じ目的で呼ばれているし、面白くなりそうじゃんか。対象の女教師は十二人、それぞれ六人づつ…。それじゃ、俺は俺のやり方で楽しませてもらうとしますか。
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