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舞台である把尾自動車学校で教官をしている主人公・仲達泰蔵はある日、終了印目当ての女性教習生に誘惑される。 
 35年間真面目一筋だった仲達は舞い上がり、請われるままに終了印を乱発してしまう。 
 運転技術がまったく身につかない内に免許を取得した女性教習生は、卒業後すぐに死者を出す大きな交通事故を起こしてしまった。 
 警察の取り調べを受ける仲達を学校側はかばい、仲達の過失を認めようとはしなかった。 
だがそれは、自動車学校を営業停止から守るための手段でしかなかった。 
「退職願いを出してちょうだい。 
  今すぐにとは申しませんわ。 
  1ヶ月だけお時間を差し上げます」 
 職を失う事だけは避けられた仲達だったが、学校内ではセクハラ教官のレッテルを貼られ、ほとぼりが冷めた今、1ヵ月後の退職勧告を受けていた。 
  「何で俺がこんな目に……。 
   たかだかパンツを見て、胸を軽く触っただけだろうが」 
 仲達の恨みは、現在教習を受けている女性達に向けられる。 
  「だったら犯ってやる……。 
   俺がここの教官でいる内は、校長が握り潰してくれるしな」 
 仲達の捻じ曲がった性欲が、女性教習生達に向けられた。 
 自動車教習所を舞台にした仲達の復讐劇の結末は……? 
 
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