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姉さんのカレシ 
季節は、初夏。主人公は自慢の姉・“姫川伊織”と、幼い頃からの親友・“田上星児”とともに、平凡ながらも楽しい学園生活を送っていた。 
理想の異性として姉を強く意識しつつも、同時に、決して手が届かない存在なのだと諦めかけている主人公。 
弟に好意を寄せながらも、彼の将来を案じ、その想いを決して表には出そうとしない姉、伊織。 
資産家のひとり息子として生まれながら、歪んだ家庭環境で育ったため愛情に飢え、伊織に邪な感情を抱いている親友、星児。 
それぞれの心に歪みを抱えた3人は、それでも表面上は仲良く、良好な関係を続けていた。ところが、夏休みを間近にしたある日。 
そんな3人の関係に変化が訪れる。主人公の部屋を訪れようとした伊織は、偶然にも、彼が自分をオカズにしてオナニーをしている場面を目撃する。 
彼に自分への気持ちを諦めさせることは出来ないか……苦心の末に彼女が導き出した答えは、男女交際の経験が豊富な星児にそれを相談することだった。 
子供の頃から伊織を自分だけのものにしたいと考えていた星児は、彼女の相談に乗るフリをして自分の欲望を遂げようとする。 
「弟の将来のため」と言葉巧みに伊織を説得した星児は、一ヶ月間という条件のもと、彼女に自分との交際を認めさせる。こうして、恋人としての交際を始めた伊織と星児。 
主人公は伊織の弟として、星児の親友として、2人の仲を応援しようとするものの……次第に彼好みに染められていく姉の姿に、悶々とした日々を過ごすことになる。 
そんな主人公への当てつけのように、星児による伊織への「恋人レッスン」は次第にエスカレートしていくのだった。 
 
母子愛2 
主人公・瑞森一樹は、母親の雪恵と幼い頃から二人きりで暮らしてきた。 
 美人で優しく、けれど少しだけドジな所もある、自慢の“母さん”。 
いつの頃からか、そんな母親を異性として意識するようになった一樹は、 
 同時に、叶うことのないその想いに苦しむようになっていった。 
やがて一樹は、母親への想いを断ち切るために家を出ることを決意する。 
 懸命に勉強した彼は、県外にある全寮制の有名進学校に合格するのだった。 
……それから1年と数ヶ月後。 
あれこれと理由をつけて一度も実家に帰っていなかった一樹だったが、親戚に諭され、夏休みを利用してついに里帰りをすることになる。 
ひさしぶりに帰ってきた実家。 
そこにあったのは、母親の変わらない笑顔と――。 
 
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