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愛奈‐あいな‐
「私……お兄ちゃんのこと もっともっと、好きになっちゃったみたいです」
数年前に家族を事故で失い、孤独の身となった主人公。 彼に残されたものは、祖父の代に建てられた古びた家と財それ目当てに言い寄ってくる、“親戚” と称する会ったことのない大人たちの煩わしさと不信感から、主人公は誰にも頼らずにこの屋敷でひとり生きてきた。そして今、突然家の前に一人の少女が一通の手紙を携えて佇んでいた。
7月21日、梅雨の名残が霧のような雨となって少女の髪を濡らしている。
何も言わずに少女が差し出した手紙には、数年前のその “親戚” の名前と、少女の名前、境遇、そして親戚として少女の扶養義務を果たせとの旨が記されていた。少女は主人公の遠縁にあたり、主人公と同じように両親を事故で失い、自身もその影響から足が不自由になってしまった。
杖をついてしか歩けない身体になった彼女は、親戚の家々をたらい回しにされたあげく居場所を失い、同じ境遇の主人公の元までたどり着いたらしい。
体よく押しつけられた形ではあるが、その少女を見た瞬間 妹の面影を感じた主人公は、少女を受け入れることにした。
せんせいあのね… 〜寝取られ少女と放課後の体育倉庫〜
「鈴原ゆい」は、クラス担任である主人公とこっそりお付き合いをしていた。
ある日ゆいは、体育教師の「東郷」に呼び出され、
誰にも内緒だった主人公との早朝デートの写真を見せられ脅される。みんなにバラされたら主人公と離れ離れになってしまう――『わ、わたし……何でもいう通りにするから……』
何でも――幼さゆえに、その本当の意味を理解していないゆいは、そう東郷に約束してしまう。
混乱するゆいに構うことなく、性的行為を強要する東郷。おかしいと思いながらも、主人公のために言われるがまま、身体を開発されていくゆい。そしてまた、少しずつ様子がおかしくなっていくゆいに対して、主人公はしだいに不信感を抱いていく……。
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