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もうすぐ夏休み
夏休みを間近に控えたある日。クラスメイトの男子が、彼女ができたと大騒ぎしていた。 それでなくても異性の話は賑やかなもので、誰と誰がデキてるとか、誰とやったとか、そんな話は多い。
で、主人公の知郎はどうかと言えば、その辺はさっぱり。成績も上々、気の利くタイプで、クラスでの評価は、男女共に高く、ルックスだって悪くない。でも、女子からすれば、ちょっと物足りない。だから、彼女、と言える相手もいなかった。
しいて言うなら、隣りのクラスにいる東野千春。彼女は、幼い頃からお隣に暮らしている、幼なじみ とは言え、同じ病院で産まれて、同じ幼稚園に通い、そして、学校も同じとくれば、近すぎて、恋愛の対象とは思えない。 第一、彼女を見ていると、そんなことに興味があるとは思えない。知郎は、そう思っていた。
そんなある日。 知郎は、千春の母に、忘れ物を届けるように頼まれる。 忘れ物、と言っても、帰りのお買い物メモ。両親共働きの千春は、帰りに夕食の材料を買って帰るのが、いつものことだった。
放課後。 渡しそびれていたメモを渡そうと、隣りの教室へ行った。 ところが、千春がいない。 聞けば、屋上じゃないか?とのこと。 屋上になんの用が、と思いつつ、知郎は屋上へ。 そこで、知郎が見たものは………。
ひょんなきっかけから、幼なじみの意外な進歩ぶりを知る知郎。 口止めのつもりか、はたまた、何か別の意図があるのか、知郎に、気軽に身体を許す千春。 更に、千春のお友達も巻き込んで、何やらエッチな騒動が起こる予感。 はてさて、知郎君………夏休みには、彼女ができているのでしょうか?
じゅーしぃえいじ
英二は心身共に健康な2年生。一番興味があるのは異性のこと。悪友たちと挨拶のようにエロ話に花を咲かせるのが日常。
そんなある日、クラスの中で囁かれた噂。
「………○○がさ、もうやったらしいぜ?」、「××がやってるのを見たやつがいてさ………」
――クラスに初体験を済ませたやつがいる! 周囲へ送る視線も血走りがち。遅れを取るわけには行かない!!
と、盛り上がった挙げ句、遂に男たちは立ち上がる。
――「やろうぜ!!」。どうせやるなら好きな女子と………会議の結果、英二が狙うべきは同級生の美紀に決定。
同級生や友人に相談しつつ、夢はグッドなエッチ。
はてさて、うまくいくことやら………。
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