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巫女縛り
神社や仏閣の多い事で有名な千宮市。
とある学園で講師をしている葛西拓郎は、胸の内に秘めた熱い思いがあった。彼は無類の巫女さん好きで、その上かなりの緊縛マニアなのだ。暇があれば巫女さんを縛り上げたいと考えている拓郎の元に、ある品物が届いた。旅先で出会った男との賭けに勝って手に入れた品物。それは、自分の意のままに操れる、神通力の宿った不思議な縄だったのだ。さらに、その縄が縛り上げた相手の深層心理を操れることに気がついた拓郎は、自らの欲望を満たすことを計画する。早速使ってみたい拓郎だが、ターゲットは身近なところにいた。学園の教え子の如月佑香と彼女の姉で職場の先輩の如月かなえ。姉妹の家は小さい神社で、二人は今年は市の観光の目玉として学園にいるときも常に巫女服を着ることが奨励されていた。まさに拓郎にとって打ってつけのチャンス。この機会を逃す手はない!拓郎は胸元に忍ばせた縄をギュっと握り締め、己の欲望を満たすべく赴任先の学園に向かうのだった。
お嬢様はマゾ
犬山健太郎(主人公)は、やたら運のない男。ある日、ようやく決まった就職先が出社初日に倒産し、落ち込んで歩いていたら車に撥ねられてしまう。彼自身も死んだと思っていたが、その車を運転していた麻耶という少女の吸血鬼の血によって、一命を取り留めた。吸血鬼に血を分け与えられたらその人間は下僕になる――、というルールがあるらしく、健太郎は晴れて吸血鬼・麻耶の下僕となり、彼女の屋敷に住まうことになった……、だけでなく、何故か、彼女の夫にされ、子作りに励むことに……。
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