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蘭香学園は閉鎖された町に位置する、性の氾濫した男女共学校。この地域は“松島亜美”(「サマー☆きゃんぷ」のヒロイン)の実家があり、亜美は両親の都合により『蘭香学園』へと転入する。
ある日、亜美は幼馴染で水泳部部長の“秋篠実花”から水泳部へ入部するように頼まれる。蘭香学園水泳部は荒廃して部員不足、廃部寸前の状況。廃部か否かは一ヵ月後の全国水泳大会の結果で決まるという。亜美が断りきれずに躊躇する数日、実花は水泳の名選手だった“野村あきら”を特別顧問として招き入れることに成功する。
だが、この“野村あきら”という男……。実はかつての名選手“光(ひかる)”ではなく、その弟の“明(あきら)”だった。明は素行不良で札付きのワルなのだ。元々の顧問である“天宮つむぎ”先生は、水泳が素人の巨乳女性。天然なので明が何を言っても鵜呑みにしてしまう。明がつむぎ先生の天然ぶりを携帯電話で知人と話しているところに、“白乃幸次”』(主人公)が遭遇、一部始終を立ち聞きしてしまった。口止めも兼ねて、幸次を水泳部に勧誘する明。内緒にするかわりに『美味しい思い』をさせてやる、と言われてしまう。面倒なことが嫌いな幸次は入部を断るが、後日、『美味しい思い』を経験させられ、なし崩しで入部する羽目に。
幸次は悪いことに加担するようで気が引けていたが、明のワル知恵と、実花やつむぎ先生の推しで、水泳部のコーチへと就任。この影響で、亜美をはじめとする女子たちも入部していく結果に。
明の指図で、幸次はエッチな練習方法を次々と考案。ところが、幸次の考案した練習方法は部員たちの水泳技術を上達させタイムをどんどん短縮させてしまうのだった(!?)
この物語は、ある学園の荒廃に戦いを挑んだ熱血部員たちの記録である。
エロゲー学園の水泳界において、全く無名の弱体チームが、乱交の中から健全な精神を培い、わずか数ヶ月で全国優勝を成し遂げた奇跡を通じ、その原動力となった信頼とエロを、余すヌキどころなくドラマ化したものである。
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