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主人公・桜木陽一は母親である桜木詩乃と二人だけで、安アパートで暮らしている。 
 父親のいない生活は楽ではなかったが、二人は互いに支え合い、質素ながら幸せな日々を送っていた。 
 「陽一さえ側にいてくれたら、お母さんはそれだけで幸せよ」 
そう言って微笑む母・詩乃のことを陽一は息子として愛すると同時に、異性としても強く意識してしまっていた。 
そして陽一の親友である亮も、異性として詩乃に惹かれ、陽一に気付かれないように気を付けつつ、好きだという気持ちを伝える機会を伺っていた。 
そんなある日――いよいよ気持ちを抑えることが出来なくなった亮は陽一に嘘をつき、騙された陽一が外出している間に母子が住むアパートを訪ねていく。 
 詩乃と二人きりになることに成功した亮は、お茶の用意をしている詩乃に後ろから抱きつき、強引に唇を奪ってしまう。 
 「ずっと前から詩乃さんのことが好きでした」  
 亮に想いを告げられた詩乃は驚き、自分が今でも亡くなった夫を愛していること、そして息子の親友である亮とは付き合えないことを伝える。 
ところが、詩乃に拒否されたと考えた亮は暴走してしまい、詩乃をその場で押し倒すと、強引に肉体関係を結んでしまう。 
 夫が他界して以来、長くセックスを経験していなかった詩乃は夫や息子に対して罪悪感を抱きつつも、若く力強い亮とのセックスに快感を得てしまうのだった。 
その後も亮は、詩乃のパート勤務先である自宅で、母子のアパートで、デート先で……ことあるごとに詩乃の熟れた肉体を求めていく。 
 詩乃はいけない事だとわかっていながらも、必死で自分を求めてくる亮の前に徐々に心を身体だけでなく心まで奪われていくのだった。 
 
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