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――もう、この子ったら……。
私のお風呂を覗いたり、下着を盗んだり、視線はおっぱいばっかり向いてて……。
いよいよ、来るべき時が来てしまったようね――
「実は私ね。武士クンのママじゃ、ないかも知れないの」
「えっ?」
「今まで黙っててごめんなさい。でもこれ以上、あなたを惑わせないわ。あなたには私を含め、“8人のママン候補者” たちがいるのよ」
「えっ? えっ?」
ピッ、ポッ、パッ! ……TURURURURU……!
「あ〜、もしもし? ……そろそろ頃合いだと思うの。そうなのよぉー。じゃあ週明けにも、そっちへ引っ越すからぁー」
「えっ? ええっ!?」
「私たちは、あなたが自分の息子だという確証が持てない。みんなあなたのことが好きだから、自分からは調べたくないの。
これから他のママン候補者たちを紹介するわ。その中から、あなたの本当のママを見つけ出しなさい」
「エエェェェェェェェェエエ !?
突然なに言い出すんだよォ! ボクのママは! 結花ママひとりだけだいっ!」
「……他のママたちも、全員が美人で、おっぱいが大きいけど?」
「……」
「とにかく、会うだけでも会ってみたら?」
「……はい。そうします」
――ママン捜しの始まり、始まり〜。
あなたにとって、本当の “ママン” は見つかるのでしょうか?――
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